そもそもMBTIって何?「INFP」(仲介者)の特徴とは?
MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)は、性格を16タイプに分類する診断ツールです。

私はつい最近、アイドルグループの紹介でMBTIの存在を知りました
その中で 「仲介者(INFP)」 は、理想主義で感受性が豊かであり、深い内面世界を持つタイプとして知られています。
「仲介者」という名称の通り、人と人をつなげたり、共感しながらサポートすることが得意ですが、 現実よりも理想を大切にする 傾向があり、周囲との違いに悩むこともあります。
それでは、仲介者(INFP)の主な特徴を詳しく見ていきましょう。
1. 理想主義で、自分の価値観を大切にする
仲介者(INFP)は、単なる目標や成功よりも 「自分が納得できるかどうか」 を重視します。
お金や地位よりも、 「自分の価値観に合った生き方」 を追い求めるタイプです。
そのため、仕事や人間関係でも、「これは本当に意味があることなのか?」と深く考え、自分の信念に沿った選択をしようとします。
理想に向かって努力できる反面、 現実と理想のギャップに悩みやすい という一面もあります。
2. 感受性が強く、共感力が高い
INFPは、人の気持ちに敏感で、共感する力が非常に高いです。
誰かが落ち込んでいると、それをすぐに察知し、励ましたり寄り添ったりすることが自然にできます。
ただし、相手の感情を深く受け取りすぎてしまい、自分まで疲れてしまうこともあります。
また、他人の言葉や態度を深く考えすぎてしまい、「あのときの言い方、どういう意味だったんだろう?」と気にしてしまうことも少なくありません。
3. 一人の時間が必要で、内向的な傾向が強い
MBTIのINFPは「I(Introversion)」に分類されるため、 内向型(イントロバート) の特性を持っています。
社交的な場面でも過ごせますが、長時間の人付き合いが続くとエネルギーを消耗しやすく、一人の時間を必要とします。
特に、 自分の世界に没頭する時間が大切 であり、本を読んだり、創作活動をしたり、静かな環境で考えごとをすることでリフレッシュすることが多いです。
4. クリエイティブな才能を持つ
INFPは、 想像力が豊かで、創造的な活動を好む タイプです。
自分の考えや感情を表現するのが得意で、芸術や文学、音楽、映像制作などの分野で才能を発揮しやすい傾向があります。
また、抽象的な概念や哲学的なテーマに興味を持ちやすく、「なぜ生きるのか」「人間とは何か」といった深い問いを考えることが好きです。
5. 適応力があり、柔軟な考え方ができる
INFPは「P(Perceiving)」タイプであり、計画通りに物事を進めるよりも、 その場の流れや直感を大切にする 特性があります。
決められたルールや厳格なスケジュールには苦手意識を持つことがあり、「こうしなければならない」という制約よりも、「こうするのが自分にとって心地いい」と感じる選択を優先します。
そのため、自由度の高い環境でこそ、力を発揮しやすいでしょう。
6. 人間関係では深いつながりを求める
INFPは、浅い関係よりも 「本当に信頼できる人」との深いつながり を求めるタイプです。
そのため、誰とでもすぐに打ち解けるわけではなく、最初は慎重に距離をとることが多いですが、一度心を開くと、相手に対して深い愛情を持ちます。
ただし、理想が高いため、「この人は本当に自分を理解してくれるだろうか?」と考えすぎてしまい、人間関係に悩むこともあります。
また、自分と価値観が大きく異なる人とは距離を置く傾向があり、興味のない話題には無関心になりやすいです。
7. 人を癒す力があるが、自分のケアを忘れがち
INFPは、 周囲の人の悩みを聞いたり、精神的なサポートをしたりすることが得意 です。
友人や家族の相談役になることも多く、相手の気持ちに寄り添うことができます。
しかし、その分 自分のことを後回しにしてしまう ことが多く、気づかないうちにストレスをため込んでしまうことがあります。特に、自分の悩みを人に話すのが苦手なため、一人で抱え込んでしまいやすい傾向があります。
仲介者(INFP)は繊細で理想主義な思考の持ち主


仲介者(INFP)は、感受性が強く、理想を大切にしながら生きるタイプです。
共感力が高く、人を癒すことができますが、その分自分の感情にも敏感で、刺激の多い環境では疲れやすい傾向があります。
また、クリエイティブな才能を持ち、自由な発想で物事を考えるのが得意ですが、決められたルールや制約の多い環境ではストレスを感じやすくなります。
INFPの特性を理解し、自分に合った環境を選ぶことで、より自分らしく、充実した人生を送ることができるでしょう。
「自分はINFPかも?」と思った方は、この特徴を活かせる働き方や生き方を探してみると、より楽に生きられるヒントが見つかるかもしれません。



これって、そのまんまHSS型HSPの特徴と当てはまるのでは…
「HSP」と仲介者「INFP」の違いってどういうもの?


HSPと仲介者(INFP)の違いを理解するためには、まずそれぞれの基本的な特徴を知ることが大切です。
どちらも「繊細」「感受性が高い」といった共通のイメージがありますが、その本質は異なります。
HSPは 「生まれつきの神経の敏感さ」 を持つ気質のことを指し、周囲の刺激や感情の変化を強く感じ取ります。
一方、INFPは 「MBTI診断による性格の分類」 の一つで、価値観や理想を大切にする性格タイプです。
まずは、それぞれの定義と特徴を詳しく見ていきましょう。
HSPとは?|「生まれつき繊細で、環境に影響を受けやすい気質」
HSPは、生まれつき神経が敏感で、外部からの刺激を強く受けやすい人のことを指します。
心理学者エレイン・アーロンによって提唱された概念で、全人口の約15〜20%がHSPの気質を持っているといわれています。
HSPの特徴を理解するうえで、DOES(ダズ) という4つの特性が重要です。
- 深く考える(Depth of Processing)
物事をじっくり考え、直感的に理解する力がある。表面的なことよりも本質を重視する傾向がある。 - 刺激を受けやすい(Overstimulation)
大きな音や強い光、人混みなど、刺激が多い環境ではストレスを感じやすい。 - 感情に強く反応する(Empathy & Emotional Reactivity)
他人の感情に敏感で、共感しやすい。映画や本などでも感情移入しやすい傾向がある。 - 細かいことに気づく(Sensitivity to Subtleties)
些細な変化にも気づきやすく、空気を読むのが得意。些細な表情の違いから相手の気持ちを察することもある。
HSPの人は、生まれつき 感覚や感情のアンテナが鋭い ため、周囲の影響を受けやすく、疲れやすい傾向があります。
一方で、その繊細さは 高い共感力や創造力 にもつながるため、適した環境を見つけることで強みとして活かすことができます。
INFPとは?「理想主義で、自分の価値観を大切にする性格タイプ」
INFPとは「仲介者(Mediator)」のことです。
全人口の約4〜5%を占めるといわれており、感受性が豊かで、理想を追い求める傾向があります。
MBTIでは、性格を4つの指標で分類します。
そして、INFPは以下の4つの特性を持っています。
- I(Introversion / 内向型)
一人の時間を大切にし、自分の内側で考えることを好む。長時間の社交は疲れやすい。 - N(Intuition / 直感型)
目の前の事実よりも、直感や抽象的なアイデアを重視する。物事を深く考えるのが得意。 - F(Feeling / 感情型)
論理よりも感情や価値観を優先し、人の気持ちを大切にする。共感力が高い。 - P(Perceiving / 柔軟型)
ルールや計画に縛られるよりも、流れに身を任せる柔軟な考え方を持っている。
INFPの人は、「自分の理想」 を大切にし、その理想に合った生き方をしたいと考えます。
自分が本当に納得できることには熱意を注ぎますが、ルールや決まりごとに縛られる環境ではストレスを感じやすい傾向があります。
また、感受性が豊かであるため、人の言葉や態度に影響を受けやすく、傷つきやすい面もあります。
その一方で、深く考える力や創造力があり、芸術や執筆などの分野で才能を発揮することが多いのも特徴です。
HSPとINFPは「別の概念」だけど、似ている部分がすごく多い
HSPとINFPは、定義上は別の概念ですが、共通する部分も多くあります。
HSPは生まれつき神経が敏感な気質を持ち、外部の刺激に強く反応します。
一方で、INFPは感情を大切にする性格タイプであり、理想と現実のギャップに苦しむことがあるという点で、繊細な部分が共通しています。
また、HSPの人の約70%が内向型であり、MBTIのINFPと重なる要素が多いため
「HSS型HSPだけど、INFPっぽい」と感じたり、「INFPだけどHSPの特徴に共感する」と思うのは、ごく自然なことです。
HSPとINFPの基本を押さえることで違いが見えてくる
HSPは「生まれ持った気質」であり、INFPは「MBTI診断による性格の分類」です。
この違いを理解することで、自分がどちらに当てはまりやすいのかが見えてきます。
ただし、HSPとINFPの両方の要素を持っている人も多く、必ずしもどちらか一方に分類しなければならないわけではありません。
むしろ、「どちらにも当てはまる」という視点を持つことで、自分の個性をより深く理解しやすくなります。



私は、生まれつき「HSP」で「INFP」の性格になったんだな!



という風に自分で解釈しました
HSP×INFPでも「自分らしく生きよう」


HSPとINFPは、定義上は異なるものの、共通点が多いため「どちらにも当てはまる」と感じる人が少なくありません。
HSPは「生まれつきの神経の敏感さ」、INFPは「価値観や理想を大切にする性格タイプ」として分類されますが、どちらも繊細で感受性が高く、深く考える傾向があります。
HSPは外部の刺激に敏感で、騒がしい場所や人混みで疲れやすい特徴を持っています。
一方で、INFPは感情や価値観を重視し、理想と現実のギャップに悩むことがありますが、どちらも共感力が高く、芸術や創作活動に惹かれる傾向があります。
このため、「HSPだけどINFPの特徴にも当てはまる」「INFPだけどHSPの特性を持っている」と感じることは自然なことです。
無理にどちらかに分類する必要はなく、両方の特徴を持つことが「あなたらしさ」でもあります。
自分の特性を理解し、それを強みとして活かせる環境を選ぶことで、HSP×INFPの人はより生きやすくなります。
外部の刺激を減らす工夫をしたり、自分の価値観を大切にできる仕事や人間関係を選ぶことが、心地よい人生につながるでしょう。
HSPとINFPの違いを理解しながら、「どちらにも当てはまる自分」を受け入れることで、より自分らしく生きることができます。
あなたの感受性や価値観は、他の誰にもない大切な個性です。無理に変えようとせず、そのままの自分を大切にしていきましょう。
【FAQ】よくある質問とその回答
さいごに
MBTI診断受けてみると面白いですよ!