「自分らしく生きる」ことに憧れるけど、結局どうすればいいの?そんな疑問を感じたことはありませんか?

Like meサムネ
目次

「自分らしく生きる」とは?その本当の意味

Let's go for it画像

「自分らしく生きる」とはどういうことなのか。

この言葉を聞いたとき、自由に好きなことをして生きるイメージを持つ人もいれば、他人の意見に流されない強い意志を持つことだと考える人もいるでしょう。

ですが、本当に「自分らしく生きる」とは、そんな単純なものなのでしょうか?

もし「自分らしさって何?」と悩んでしまうのなら、それはあなただけではありません。

そもそも、人は生まれた瞬間から「自分らしさ」を持っているわけではないのです。

それを知るために、まずは「自分らしさとは何か」から考えてみましょう。

「自分らしさ」は生まれ持ったものではなく、育てるもの

「自分らしく生きる」というと、生まれつき持っている性格や個性をそのまま出すことだと思うかもしれません。

ですが、実際には「自分らしさ」は後から育てていくものだと思っています。

人は経験を積むごとに考え方が変わります。

幼い頃は周囲の影響を強く受け、大人になるにつれて少しずつ自分の価値観を築いていくものです。

つまり、「自分らしさ」とは、人生の中で見つけていくもの。

最初から明確な形を持っているわけではなく、試行錯誤しながら育てていくものなのです。

だからこそ、「自分らしさがわからない」と焦る必要はありません。

むしろ、それはあなたが今まさに「自分らしさ」を育てている最中だという証拠です。

塾長

自分らしさは才能とかではなく、選択の積み重ねだと思います

他人の目を気にするほど「自分らしさ」から遠ざかる

自分らしく生きたいと思う一方で、「周囲からどう見られるか」が気になってしまうことはありませんか?

実は、この意識こそが「自分らしさ」を見失う原因のひとつです。

人他人との関わりの中で生きている以上、まったく他人を気にしないことはできません。

しかし、「こう思われたい」「嫌われたくない」という気持ちが強くなると、本来の自分を押し殺してしまいます。

「本当はやりたくないけれど、周りがそうしているから」という理由で何かを選んでいないでしょうか?

もしそうなら、それは「自分の人生」ではなく「他人の期待に応える人生」を歩んでいることになります。

塾長

あなたの人生の主役は、あなた以外の誰でもありません

「自分らしく生きる=好きなことだけする」ではない

「自分らしく生きる」と聞くと、「好きなことだけやる」というイメージを持つかもしれません。

しかし、それだけでは本当の意味での「自分らしさ」にはなりません。

人生には、自分が望まないことでも向き合わなければならない場面がたくさんあります。

嫌なことから逃げ続けるのは、自分らしさを大切にすることとは違います。

むしろ、「やるべきこと」と「やらなくてもいいこと」の線引きを明確にすることこそが、「自分らしく生きる」ために必要なことなのです。

本当に自分らしく生きる人は、自分の選択に責任を持っています。

好きなことをやるために必要な努力も受け入れ、不要なものを手放すことを恐れません。

塾長

やらないことを決めるのも、自分らしく生きるための一歩です

「自分らしく生きる」ための第一歩とは?

Man running up the stairs画像

「自分らしく生きたい」と思っても、いざ行動しようとすると「何をすればいいのかわからない」「失敗したらどうしよう」と不安になることがあります。

ネットや本には「好きなことをしよう」「他人の目を気にしない」といったアドバイスが溢れていますが、実際にそれを実践できる人は少ないのではないでしょうか。

私自身も以前は「自分らしさ」がわからずに迷っていた時期がありました。

何をやっても満たされず、人の期待に応えることばかり考えていたのです。

しかし、ある行動をきっかけに「自分らしさ」を見つけることができました。

ここでは、私自身の経験を交えながら、「自分らしく生きる」ための具体的な一歩を紹介します。

1. まずは「嫌いなこと」をやめる勇気を持とう

私は以前、正社員として働いていたとき、自分が「本当にやりたいこと」よりも「安定」を優先して生きていました。

しかし、毎朝起きるのがつらく、仕事を終えても精神的にも疲弊するばかりの日々。

周りから見れば「ちゃんと働いている」と思われる生活でしたが、私の心の中では「このままの人生でいいのか?」という疑問が渦巻いていました。

そこで、思い切って「嫌いなことリスト」を作ってみたのです。

これは、日常の中で「イヤだな」と感じることを全部書き出す作業。

私が書いたのはこんなこと(一部)でした。

  • 朝の満員電車に乗るのが苦痛
  • 拘束時間が長い
  • 気が休まらない(休日も少ない)
  • 人に気を使いすぎて疲れる

リストを作ったとき、自分が本当にストレスを感じているポイントが明確になりました。

そして、「少しでも減らせるものはないか?」と考えた結果、会社を辞めることを決意(体調が崩れてしまったことも原因)

その選択が、私が「自分らしく生きる」ための大きな一歩になりました。

もしあなたも「自分らしさがわからない」と感じるなら、まずは「嫌いなこと」を書き出し、それを減らすことから始めてみてください。

塾長

好きなことを増やすより、嫌いなことを減らす方が、心は軽くなります

2. 自分を知るためのオリジナル診断

「自分らしく生きるために、自分を知ろう」と言われても、具体的にどうやって自分を知ればいいのかわからない人も多いでしょう。

そこで、私自身が実際にやってみて効果的だった方法を紹介します。

私は「自分の価値観を知るための3つの質問」という診断を作りました。

これは、自分の本音を引き出すための簡単なワークです。ノートやスマホに書き出しながら、考えてみてください。

  1. 「今までの人生で、やっていて一番楽しかったことは?」
    → 仕事でも趣味でもOK。ワクワクした瞬間を思い出してみる。
  2. 「逆に、これだけは絶対にやりたくないことは?」
    → 過去の経験から、二度とやりたくないことを明確にする。
  3. 「お金や時間が無制限にあったら、どんな一日を過ごす?」
    → もし制約がなかったら、自分は何をするのか?

この3つの質問に答えるだけで、自分の「やりたいこと」と「やりたくないこと」がハッキリしました。

私はこの診断を通じて「自由に働くこと」「人と深く関わらずにできる仕事」が自分に合っていると気づき、フリーランスという選択を取りました。

あなたも、ぜひこのワークを試してみてください。「自分らしさ」を見つけるためのヒントが隠れているかもしれません。

塾長

自分の答えは、いつも自分の中にあります!

迷ったときに思い出してほしい言葉

Supporting Men画像

「自分らしく生きる」と決めても、時には不安になることがあります。

周りの目が気になったり、自分の選択が正しいのかわからなくなったりすることもあるでしょう。

でも、それはあなただけではありません。

誰もが、自分の道を歩く途中で迷うものです。

そんなとき、思い出してほしい言葉があります。

これは、私自身が悩んだときに支えになった言葉であり、多くの人にとっても人生のヒントになるはずです。

「人は、最後に“やったこと”ではなく“やらなかったこと”を後悔する」

人生の終わりに、多くの人が後悔するのは「挑戦したこと」ではなく、「やりたかったのに、やらなかったこと」です。

心理学者ブロンニー・ウェアが終末医療の現場で聞いた「死ぬ前に後悔すること」の第一位は、「自分の本心に従って生きればよかった」でした。

私たちは、周りの目や常識を気にして、やりたいことを諦めがちです。

しかし、時間は有限。

やらない理由を探しているうちに、人生はどんどん過ぎていきます。

だからこそ、迷ったときは「やった後に後悔するか? やらなかったら後悔するか?」と自分に問いかけてみてください。

答えは、あなたの心の中にあるはずです。

塾長

未来の自分が後悔しない選択をしましょう

「他人に理解されなくても、あなたの価値は変わらない。」

「自分らしく生きたい」と思っても、それを周りがすぐに理解してくれるとは限りません。

むしろ、「そんなの無理だよ」「やめておいたほうがいい」と否定されることもあるでしょう。

でも、それはあなたが間違っているからではなく、多くの人が「自分の枠の外」を想像できないからです。

他人の評価に左右される必要はありません。

あなたの価値は、誰かの言葉によって変わるものではなく、あなた自身が決めるものだからです。

誰にどう思われようと、あなたが信じた道を進むことが「自分らしく生きる」ことにつながります。

塾長

誰かの許可はいりません。自分で自分を認めれば、それでいいんです

「立ち止まるのは、諦めることじゃない。」

時には「もう無理だ」と思うこともあるでしょう。

自分らしく生きようと決めたのに、思うようにいかず、立ち止まる瞬間があるかもしれません。

でも、それは決して「諦めること」ではありません。

成長には、休む時間が必要です。

木々は冬に葉を落とし、動物は冬眠をしてエネルギーを蓄えます。

そして、春が来ればまた芽を出し、動き出します。人間も同じです。

休むことは、次のステップに進むための大切なプロセスなのです。

もし今、迷っているなら、一度立ち止まってもいい。

自分を責めるのではなく、休むことで見えてくるものもあるからです。

大事なのは、歩みを止めることではなく、自分のペースで進むことなのです

塾長

歩みを止めても、前に進む方法はいくらでもある!

まとめ

  • 「自分らしさ」は生まれ持ったものではなく、経験や選択の積み重ねによって育まれるもの。焦らず試行錯誤しながら、自分にとって心地よい生き方を見つけることが大切。
  • 「嫌いなこと」を減らすことで、本当にやりたいことが見えてくる。まずは日々の生活の中でストレスを感じることをリストアップし、それを減らすことから始めてみよう。
  • 「自分らしく生きる」とは、他人の評価に左右されないこと。他人の期待を満たすことよりも、自分の心を満たす選択を優先することで、より充実した人生につながる。
  • 「自分を知る」ことが、自分らしく生きる第一歩。好きなこと・嫌いなこと・理想の未来を明確にすることで、進むべき方向が見えてくる。小さな習慣を積み重ねながら、自分の軸を育てよう。
  • 迷ったときは、「未来の自分が後悔しない選択か?」を問いかけること。他人の意見に惑わされず、自分が納得できる生き方を選ぶことこそが、本当の「自分らしさ」に繋がる。

関連書籍:国際線外資系CAがシェアしたい 自分らしく生きるための人生の羅針盤

関連記事:【一人でできる仕事で起業したい】在宅・副業でも出来る!HSP流。不動産賃貸仲介マニュアル

この記事を書いた人

【HSP × 仕事 × 悩み × 心理学】

HSPであるがゆえに「ひとりで不動産業を開業」し、10年以上続けた経験を持つ。現在はサラリーマンとして「2度目の人生」を歩む中で、HSPならではの仕事の悩みと向き合いながら、より良い働き方を模索している。

人生ドン底の時に心理学を学び、絶望から立ち直った経験がある。その後HSPが仕事で失敗しないための方法を研究。

自身の経験と心理学の知識を活かし、HSPが「自分に合った働き方」と「自分の心との向き合い方」を見つけ、より生きやすくなるための情報を発信している。

目次