「なんのっ!?」「それ〇〇じゃな〜くな〜い!?」の白目漫才で話題をさらったお笑いコンビ・ピスタチオ。
そのツッコミ担当だった小澤慎一朗さんが、芸人を引退し、まさかの“福祉の世界”に飛び込んでいたって知ってましたか?
今回は、そんな小澤さんがなぜ芸人を辞めたのか、そしてどんな想いで福祉の仕事を選んだのかを徹底解説します。
「好きなことを仕事にしたい」「人生の転機を迎えている」と感じている人にこそ読んでほしい、リアルなキャリアストーリーです!
芸人引退のきっかけは“家族と生活の不安”
小澤慎一朗さんが芸人を辞めたきっかけは、ズバリ「家族と生活の安定を考えたから」です。
2020年に結婚し、翌年には第1子も誕生。
でも、ちょうどその頃にコロナ禍の影響で芸人としての仕事が激減しちゃったんですね。
元々芸人って収入が不安定な世界ですが、そこにコロナの打撃が加わって、「このままじゃ家族を養っていけないかも」って不安が募ったそうです。
さらに、「もっと家族と一緒に過ごす時間を大切にしたい」という気持ちも強くなっていたタイミング。
そんな中、NSC時代の同期が働く「放課後デイサービス」の保育士募集のSNS投稿を目にして、ピンときたそうなんです。
もともと子どもが大好きだった小澤さんは、「子どもと関わる仕事がしたい」と思っていたこともあり、すぐに行動に移したとのこと。
この思い切りの良さと行動力、本当に尊敬しちゃいますよね!
福祉職に転身した理由と最初の出会い
小澤慎一朗さんが福祉の仕事に出会ったのは、ほんとにちょっとした“偶然”からだったんです。
それまで福祉の仕事なんて考えたこともなかったけど、実は小学生の頃から赤ちゃんや年下の子と遊ぶのが好きだった小澤さん。
「子どもと関わりたい」という気持ちはずっと心のどこかにあったんですね。
最初は、「障害のある子どもたちの居場所」だと聞いて、ちょっと不安もあったそうです。
でも実際に接してみると、「他の子どもと変わらない」と感じて、すぐに自然に溶け込めたんだとか。
アルバイトとして働き始めたのが2021年の11月ごろ。
その経験を通じて「もっと本格的にこの仕事をしたい」と思うようになり、相方に「解散したい」と伝える決意をしたそうです。
もともとは芸人として笑いを届けることが仕事だった小澤さんが、今度は子どもたちの笑顔を守る存在になるなんて、なんだか素敵です。
放課後デイサービスでの仕事とは?
芸人を引退した小澤慎一朗さんが働いていたのは、「放課後デイサービス」と呼ばれる福祉施設。
この場所では、どんな子どもたちとどんな風に関わっていたのか?
そして、芸人から福祉職へのギャップに戸惑いはなかったのか?
気になるその現場のリアルを、これから詳しくお届けしていきます!
どんな子どもたちと関わっていたの?
小澤慎一朗さんが働いていた放課後デイサービスは、知的障害や発達障害のある小中高校生が通う施設でした。
通っていた子どもたちは、ADHDやダウン症など、軽度の障害を抱えた子が多かったみたいです。
でも、小澤さん自身は「他の子とそんなに違わないな」と感じたそうですよ。
「最初は正直ちょっと不安だった」とも話していましたが、実際に一緒に過ごしてみると、子どもたちの純粋さや素直さに癒される日々だったそうです。
一緒におしゃべりしたり、遊んだり、ふざけたり。
そんな日常の中で、「自分が必要とされてる」って実感があったのが嬉しかったって話していました。
中には、なかなか心を開いてくれなかった子が、少しずつ小澤さんにだけ懐いてくれるようになった、なんてエピソードもあったとか。
芸人時代の経験も活かされてて、子どもたちを笑わせたり、盛り上げたりするのは得意だったみたいです。
次は、そんな福祉の現場で小澤さんが感じた“やりがい”や、ちょっと意外だったエピソードをご紹介しますね!
福祉職の仕事で感じたやりがいや小澤さんの驚きエピソード
小澤慎一朗さんが福祉の仕事をしていて、なにより嬉しかったのは「子どもたちの笑顔に直接触れられること」だったそうです。
芸人として舞台に立っていたときは、客席の向こうにいる“お客さんの笑顔”が見えなかったけど、今は目の前にいる子どもたちの笑顔がリアルに届くんですって。
たとえば、最初は全然話してくれなかった子が、少しずつ言葉を返してくれるようになったり。
「また遊ぼうね!」って言ってくれるようになった瞬間は、本当にジーンときたそうですよ。
子どもたちにとっては、日々の小さな変化が大きな成長。
そのひとつひとつを見守っていけるのが、この仕事のやりがいなんだって感じたそうです。
あと意外だったのが、福祉の現場って“チームプレー”がすごく大事ってこと。
一人ではどうにもできないことも、スタッフ同士で声をかけ合って、協力しながら子どもたちを支えていく日々だったみたいです。
だからこそ、芸人時代に培った“場を和ませる力”とか、“人との距離感の取り方”が、すごく役立ったとも話していました。
ピスタチオ小澤慎一朗のプロフィールまとめ
ここでは、小澤慎一朗さんの基本的なプロフィールから、ちょっと意外な一面までをギュッとまとめて紹介します!
芸人としての顔だけじゃなく、家庭人としての一面や趣味なども見ていきましょう!
ピスタチオ”小澤”さんの年齢・出身・家族構成など

小澤慎一朗さんの情報をまとめました!
小澤慎一朗さんのプロフィール
・名前:小澤慎一朗(おざわ しんいちろう)
・生年月日:1988年9月15日(2025年時点で36歳)
・出身地:東京都葛飾区
・身長:172cm
・体重:60kg
・血液型:AB型
・家族構成:妻(女優・吉川莉早)と子ども1人
・出身:NSC東京校13期(吉本興業)
・芸歴:2010年〜2022年(ピスタチオとして活動)
・現在の職業:福祉関係(児童指導員)+タレント活動
・SNS:@pistachioozawa(X)
ピスタチオ小澤さんの意外な一面や趣味
ピスタチオ小澤さんって、舞台上ではキレキレの白目漫才でインパクト強めな印象だけど、実はかなり“癒し系”で優しい性格なんです。
まず、小澤さんはスヌーピーが大好き!
Tシャツや小物など、スヌーピーグッズを集めてるほどのファンなんですよ。
それに、じつはかなりのお坊ちゃま育ちだったというのも驚きポイント。
母方のおじいちゃんは「ダイヤブロック」の創業メンバーで、お父さんはIT系の会社社長。
仕送りをたくさんもらってたから、芸人になってもお金に困ったことはなかったって話してます。
でもそのぶん、「ハングリー精神がないのが悩みだった」とも語っていて、意外と繊細で自分に対して真面目な一面もあるんです。
あとは、子どもが本当に好きというのが伝わるエピソードがいっぱい。
昔から年下の子の面倒を見るのが得意で、赤ちゃんともすぐに仲良くなれちゃうタイプだったそうです。
そんな小澤さんだからこそ、福祉の現場でも自然体で子どもたちに寄り添えるのかもしれませんね。
芸人時代(ピスタチオ)と現在(福祉職)を比べて見えてきたもの
芸人としてブレイクした過去と、今の福祉職としての毎日。
その両方を経験した小澤慎一朗さんだからこそ語れる、“生き方の変化”があるんです。
ここでは、ピスタチオ時代の裏側や、芸人から福祉職に変わったことで見えてきたことを深掘りしていきます!
ピスタチオが白目漫才でブレイクした裏側
ピスタチオといえば、なんといっても“白目漫才”。
独特なイントネーションと変顔で「なんのっ!?」「それ○○じゃな〜くな〜い!?」なんてツッコミが話題になりましたよね。
でも実は、この芸風が生まれたきっかけは、コンビが解散しかけたときの“やけくそネタ”だったみたいです。
普通の漫才じゃウケない日々が続いて、「どうせ最後なら変なことやろうぜ」って挑戦したのが始まり。
それが初めてウケて、「あ、これでいけるかも」って手応えを感じたらしいです。
その後はテレビ出演も増えて、賞レースでも優勝したりと一気にブレイク。
でもその分、キャラが強すぎて、素の自分とのギャップに悩む時期もあったそうです。
特にフリートークではキャラを出せず「キャラ崩壊」っていじられることも多くて、「芸人って見た目以上に大変だな」って感じた瞬間も多かったとか。
芸人時代の経験が福祉職で活きていること
実は、小澤慎一朗さんが芸人として培ったスキルって、福祉の現場でめちゃくちゃ活かされてるんです。
まず、“人を笑わせる力”と“空気を読む力”。
これって、子どもと接するときに本当に大事なスキルなんですよね。
場を和ませたり、緊張している子に寄り添ったり。
それに、ちょっとふざけながら遊んであげると、子どもたちの心も一気に開いてくれたりするんです。
さらに、芸人時代に身についたリアクション力や表現力も大活躍。
たとえば「えっ、まじで!? すごいじゃーん!」ってちょっとオーバーに褒めたりすると、子どもたちも嬉しそうに「えへへ〜」って笑ってくれるらしいです。
あと、スタッフ同士のコミュニケーションでも、ツッコミ役としての経験が活きていて、場の雰囲気をパッと明るくしてくれる存在だったそうです。
「芸人を辞めたことに後悔はないですか?」という質問には、小澤さんはこう答えていました。
「お笑いも福祉も、どちらも“誰かを笑顔にする仕事”なんだと思います」
そう語る姿は、とても穏やかで、自分の道をしっかり歩いてる感じが伝わってきました。
よくある質問Q&A
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
- ピスタチオ小澤慎一朗さんは2022年に芸人を引退
- 引退理由は収入面の不安と家族との時間を大切にしたいという想い
- 現在は福祉の現場で児童指導員として活躍している(2024年11月に一旦退職)
- 放課後デイサービスでの仕事にやりがいを感じていた
- 芸人時代の経験が福祉の仕事にも活きている
ピスタチオ小澤さんのストーリーは、「好きなこと」や「家族との向き合い方」を大事にしたい人にとって、すごく参考になりますよね。
お笑いの世界から福祉の世界へ。
まったく違うように見えて、実はどちらも“人を笑顔にする仕事”という共通点があるのがとても印象的でした。
この記事を読んで、少しでも福祉の世界に興味を持ったり、自分の働き方を見直すきっかけになったら嬉しいです!